まごころを売りたい

嘘がつけない!?(;^ω^)不動産屋さんのお話です。

不動産屋さん視点で読む、漫画「正直不動産」が色々な意味で面白い

どうも、不動産屋さんがどうも苦手な不動産屋の@teishinmagokoroです。

なるべく普通の不動産屋さん視点ではなく・・・といっても素人目線でもなく・・・「まごころ」視点から、

◆これから不動産屋さんにお世話になる人

◆不動産屋さんを目指している人

にお役に立ちそうな情報を提供できればと思っています。

 

不動産」が面白い

2018年のGWも過ぎたころ、最近購入したkindleで面白そうな本がないかな~と物色していた時たまたま「正直不動産」が目に入り面白そうだなあと思い、ポチっとダウンロードしました。

不動産会社の実態が赤裸々に漫画化されていて、不動産屋さんの私からも読んでも、楽しく共感ができて続きが気になる作品でした。

 

 

何が面白いのか

タイトルがこの作品の主題を表していると思います。

「正直不動産」

私が購入したAmazonさんの紹介文欄を引用させていただきます。

不動産業界の闇を曝け出す皮肉喜劇!!

営業に必要なこと以外、客に見せも教えもしないーー
そんな不動産業界に前代未聞の爆弾が、いま炸裂する!!
登坂不動産のエース営業マン・永瀬財地は
嘘を厭わぬ口八丁で売り上げNO.1を叩き出す凄腕だった。
だが、とある地鎮祭で石碑を壊して以来、
嘘が上手くつけなくなってしまった…!!
千三つと言われる海千山千の不動産業界で
かつての成績が一気に低下する中、
永瀬は、嘘が上手くつけない正直営業で苦戦するが…!?
不動産屋の裏側を全部ぶっちゃけちゃうニュー・ヒーロー、誕生。

 

(;'∀')全部ぶっちゃけちゃう・・・んですか。

そしてコミックス1巻の3ページ目に不動産屋の主人公が発するセリフも象徴的でした。

「いいか悪いかは別として、周りはうそつきばっかりだな。」

 つまり、不動産屋はうそつきだというところから始まり、以後はその実例・実証という構成になっています。

 

お話の構成が具体的で不動産取引例も、いままでもの例にありがちだった「おとり広告」などの賃貸契約話にとどまらず、アパート用地の売買や、媒介契約の説明など不動産仲介業の広い範囲にわたっていて、初めての人では少しわかりづらい専門的な用語も出てきます。

私の印象からするとだいぶリアルです。

このリアルさが面白いと思います。

 

 

私(不動産屋さん)視点の面白さ

「正直不動産」をご覧になった方で、こういう感想を抱く方はいらっしゃるのではないでしょうか?

 

「正直不動産」は漫画だ。

漫画なのでより面白く、わかりやすく、極端な話の構成にしてわかりやすい面白さを提供している。現実はいなそうな尖ったキャラクター達、非常に極端な例をあざとく見せて盛り上げているのだ。と

 

私(まごころ)視点から申し上げますと、不動産会社のほぼそのままの姿だと感じました。

そこまでやる?という営業トークや個性的なキャラクター達。

めっちゃリアルだと思います。よくぞここまでぶっちゃけるなと感動しました。

私からすると、「あるある~」とにんまりするようなところが面白いです。

 

もしかして、あなたが依頼した「専属(or選任)媒介」本当に大丈夫ですか?

もしかして、あなたが明日契約する「売買契約」本当に大丈夫ですか?

 

 

まごころを売りたい

この「正直不動産」では主人公がこれからは嘘を辞めて本音でやろうと決心するシーンがあります。

このシーンは物語的には自分の運命を受け入れて、次回のストーリーからはそれに奮闘しますよー的な予告の意味合いが強いのですが・・・

 

不覚にもこのシーンで私は涙してしまいました。(;^ω^)大げさに思われるかもですが。

「正直にやるんだ」という気持ちは私も同じです。

そしてこの業界で「正直にやる」難しさといったら半端がない。

何がどう難しいのかといわれるとなかなか一言ではまだまとめられません。

「正直不動産」の具体的な例をもっと掘り下げて解説したり、自分の実体験をお話ししていきたいと思います。

 

 

 

 

今のところ2巻まで出てるみたいですね!

 

 

 

「まごころを売りたい」では不動産関係等のご質問・ご相談などを求めています。

営業トークではなく、正直な話お聞きしたい方はぜひぜひ~