物件を観に行った後、もしこういわれたら。
まずまずの確率でただ急かされていると思った方がいいと思います。
今の時代、最後にこう言ってくる人は減ってるとは思いますが、たぶんまだどこかでは現役な文句なハズです。
言い方はもしかしたら、もうちょっとそれっぽいかもしれません。
「すみません、先ほど別の人が案内したお客さんが買いたいと言っていて、
今この場で決めてもらえないと買いそびれるかもしれないです。(いまこの場で決めて!!)」
みたいなことを言われるアレです。
実際、僕は最初に営業手法を教わるときに「客がいる」と言えといわれました。
別にそんな人は居ないのですが。
「お客様の本気度がわかる」とか、「買う気にさせる」ということなのですが、
だったら普通に聞けばいいのにと思ってしまった私はおかしいのでしょうか・・・汗
お買い物をするときは決断するまでいろいろな葛藤があると思います。
◆なぜ買うのか?
◆買うことで何を満足させるのか?
◆買うことのデメリットとメリットは何なのか?
お家を探すにせよ、お買い物にするにせよ、形がどうだとか予算がどうだとか、
という前にどういう満足をその先に欲しているのかを可能な限り同じレベルで共感するのが先ではないのかなーと思います。
そうすれば「この物件は気に入っていただけましたか」とか「決め手に欠けるとしたらどこが不安でしょうか?」という質問に正直に反応してくれます。
決断できない不安点があれば解消できるかできないかを一緒に考えます。
解決できない不安点がわかると次回に活かせるので(不安点が解消できる物を探せばいい)とても建設的。
もちろん物件が気に入っている場合は急いだほうがいいこともあります。実際に本当に競争になっている場合もあります。
自分が気に入った物件って、周りの人もいいなって思う可能性ありますからね。・・・おっとこれは営業文句かもしれませんねw
その場合は余裕かましていると本当に買いそびれるので、具体的な内容を聞いておくのがいいと思います。
相手方(ライバル)はどんな人なのか、どんな家族構成?予算はどのくらい?いつ観たの?申し込みや契約はいつ?どの業者さんから見たの?買いたいならどうしてまだ決まってないの?等。
これに対して上手に答える営業文句もあるはあるのですが、この辺にしておきましょう・・・
でも、入念に事前調査していた場合はすぐ決めてしまうのも手です。
本当に気に入っていた物を買いそびれたときってすんごい悲しいんですよね。
そういうお客さんを見たことはあるし、自分も自宅を買うとき1回買いそびれましたw不動産屋なのに。
最後に
とにかく不動産屋さんは交渉の達人です。
そしてみんなめちゃくちゃいい人。(に、見える)
普通の人が話しててもまず勝ち目はありません。(本来は勝った負けたじゃないと思いますが、勝ってやる!という人が非常に多いです。)
話のプロやメンタリストであれば別ですが。
最初は疑ってかかるくらいが私は良いと思ってます。
それでは~!